2007年8月7日

7月29日から8月4日までロンドンに出張していたので、更新が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。ロンドンは国際金融センターとして、ニューヨークをもしのぐような勢い。その活気に圧倒されました。特に2006年には新規公開株式の金額で、ニューヨークを追い抜いて世界トップの座に立ちました。日本の株式・金融市場の最盛期はバブルの頃に終わったのでしょうか。ロンドンでは日本人よりも中国人の姿が多く目立ちました。この町には、いまロシア、インド、中国から資金が流れ込んでいるということです。

それにしても驚いたのは、不動産バブルの急拡大と物価高。地下鉄の初乗り最短距離の料金が4・5ポンドつまり1000円を超えているのです。これでは日本からの観光客はたまらないと思います。

犯罪も増加しており、超格差社会の弊害も強く感じました。ロンドンでの印象については、また記事でご紹介していきます。

昨日はウガンダの独裁者イディ・アミンを扱った映画「The last king of Scotland」を観ましたが、大変な力作でした。アミン役とスコットランド人の医者役の俳優は、特に見事でした。残酷なシーンが苦手な人には、お勧めできない映画です。

おとといは「バベル」を見ましたが、「Lost in translation」よりも、東京をよく描けているなと思いました。